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かりん御殿

かりん御殿

日本語・英語・中国語の敬語感覚の違い

2005年3月1日
(無関係な宣伝コメが莫大についたので削除した日記です。)

☆☆☆

名前の「呼び捨て」...つまりFirst Name(姓名の名)で呼ぶのって
日本語的感覚だと、何しろ「捨て」って言うくらいだから、やや乱暴、
でも同時に親密な間柄を示していると思うんだけど、この感覚を
中国語や英語に、そのまま移行させるのはマズいと私は思ってる。


まず、中国語の場合
中国大陸では特に、同僚とか知人程度の人の名前(姓名)を
呼び捨てにする事が、よくあるんだけど、これは、全然、乱暴でも
親しいんでも相手より威張ってるんでもない。

例えば、日本語で
「田中さん」と呼ぶ所を
中国では
「田中TianZhong」と「呼び捨て」にする事がよくある。

この時の、中国語話者の感覚ってのは
日本語の
「田中(たなか~)!」的感覚の場合もあるけど
どちらかって言えば
日本語の
「田中さん」って感覚の場合の方が
多いくらいかもしれないなって私は思うのよ。

なにしろ
中国語の「呼び捨て」の守備範囲は
日本語の呼び捨ての守備範囲よりも
ず~っと広い
から。

それに、なによりも
日本語の「さん」っていう
気軽に使えて広範域で万能な尊称が
中国語には無い
のも
大きな理由だと思う。

だから、日本語ができる中国の人は
日本語の「さん」の万能さに慣れるみたいで
同じ中国人で、中国語的感覚だったら
「姓+名」で「呼び捨て」る間柄の人でも
「張さん」って日本語的呼び方をする様になったりする事もある。
「さん」って中国語にもある発音だから取り入れやすいんだよね。

それから、漢族の名前は
姓が一文字(稀に欧陽とかの二文字姓)に名は一文字か二文字なんで
大抵は二文字か三文字の名前になるから
姓と名と、ぶっつづけて呼び易いんだよね~。

それで、漢族だったら、「田中!」みたいに
「張!」って名前だけ呼び捨てにする事は無くて
必ず姓+名か、○+姓か、姓+○(身分etc)の組合わせで呼ぶんだけど
日本人の姓の多くは二文字以上あるもんだから
つい、中国の「姓+名」の組合わせの感覚で
苗字だけを呼んじゃうんだと思う。

だから、同じ日本人でも、漢字一文字の姓「泉..とか」の場合は
「泉麻人(Quan Maren..って、すごい漢字の組合わせだけど^^:)」って
姓+名で呼ぶか
ひょっとすると、中国人みたいに、若かったら
「小泉(XiaoQuan...って別の苗字になっちゃうじゃん?)」とか
比較的年輩だったら
「老泉(LoaQuan)」とか...呼ぶか...も.....しれない....??
一般的には仕事仲間だったら「泉課長(QuanKeZhang)」とか...
要するに二文字か三文字にまとまれば、いいわけよっ(^^;)!!
でも「小田中」っていう言い方はしないよ。
あくまでも一文字姓の場合ねっ!!
それに基本的には二文字の呼称が一番好まれるようですわ☆


ところで
中国語では、日本語の様に敬語が動詞と共に変化しないから
一見、敬語が無い様に思えるけど
もちろん中国語にも敬語があるんだよ。

特別な「敬語語彙・敬語表現」も少なくないけど
何より、日本語話者が気付きにくいのは
「呼称」が
「敬語の役割」を
兼ねている所
じゃないかな?

例えば
道すがら、生徒が先生に
「張老師(張先生)!」と一言呼びかけたら(目礼・笑顔付きで)
これで、もう十分に、日本での
「挨拶」と同じ役割を果たしているんだよ。

もちろん
「張老師【早(Zao=お早ようございます)】!」とか
「張老師【好(Hao=こんにちは)】!」とも言うけど
あくまでも重要なのは
「張老師」の方で
こっち(呼称)は、絶対略しちゃだめなのっ!!

日本語では逆でしょ?
「張先生、お早ようございます」の
「張先生」と「お早ようございます」の
どっちか略せって言ったら、略すのは「張先生」の方だよね。
だって
「張先生!」だけじゃ、質問する目的があって
声かけてるみたいに聞えるもんね。

でも、中国語では、そうじゃないの。
「張老師!」だけでも、全然、誤解されない。
それは「挨拶の為に声をかけている」という
「暗黙の了解」が、あるから。

昔、上海で上海人と結婚して親と同居している友人に
(私も当時2DKで親と同居してたんだよぉぉ~ToT)
家で、お姑さんと顔合わせたり話し掛ける時には
「媽(お母さん・お母様・ママ)」の一言を
加えた方がいいよって勧めた事があるんだけど
それを実行し始めたら、お姑さんが、すごく喜んでるって
感謝された事があるんだよ。

ほら、日本じゃ、そんな、家で姑と顔合わたり話かける時に
いちいち「お母さま!」って言わないじゃない?
相手が気付いていない時に、声をかける、って感じだよね?

でも、中国じゃ違うのよっ!!
こういう場合に、目上の相手の呼称をきちんと使わないのは
とっても無礼な事になるのよ。

ちなみに、こういう「呼びかけ」というか
「挨拶」の事を
中国語では「叫(jiao)」って言って
日本語だったら子供に
「○○に、ご挨拶は?」と、促す場面で
「快(kuai早く)叫○○!(○○は適宜な呼称)」と言うのよね。


さて
次に英語の「呼び捨て(First Nameの呼び合い)」
米語の場合の「First Nameの間柄」の感覚は私には分からない。
でも、英国英語の場合は、First Nameで呼び合う事が
即、親密さに結びつくんじゃ無いっていうのが私の考え。

もちろん、これは、あくまでも、現在の英国の話...

英国では例えば
ボスと秘書の間柄や
大学以上の担当教授と生徒の様な間柄でも
First Nameで呼び合ったりする。

でも、これは、だから、この両者の関係が
即、親密(仲間的な意味でね^^:)だったり
「対等」であると断定できる訳じゃないんだよ。
「呼び捨て」って
日本語的感覚では
「タメ語」で話す様な関係
(親密・対等)

に感じられると思うんだけど
英語感覚の「呼び捨て」での両者の関係は
あくまでも
互いへの尊重
対等というより
平等精神

だと、私は思うんだよね。
(対等と平等って違うじゃん?)

それで
よく
「First Nameを呼び合う仲」

「それほど親密」とか
「仲間意識」って
解釈されてる事があると思うんだけど
英国の場合は(アメリカは知らない^^;)
そうとは限らなくて(そういう場合もあるんだけどね)
むしろ
「それほど親密」な「仲間」っていうよりは
単に同じ所に属する程度の
つまり日本での
同僚感覚程度
(上司も含む)

の方が多いんじゃないかって私は考えているんだ。

だから

英国式「First Name呼び捨て」を
日本語に訳す場合には
「呼び捨て」じゃなくて
「First Name+さん」

とした方がピッタリ来る様に思う。

もちろん、まさしく「First Name呼び捨て」が
日本語的「呼び捨て」同様の親密度を持つ場合もあるんだよ。
でも、その親密度は
どういう呼び方をするかで決まるんじゃなくて
どんな内容の事を
どんな語彙を使って話すか....なんかの
情報を総動員しないと判断できない。

ここらへん、米国米語ではどうなのか興味あるわ。
一例を挙げると
うちのトニーと米国の小ブッシュが
「Tony!」「George!」って呼び合ってる件(ホントなのか??)。
これの私的な日本語訳は
「トニー!」と「ジョージ!」じゃなくて
「トニーちゃんよぉ」

「ジョージさん...」

なんだけど....どぉ?そんな感じしない?
ついでにフランス亭シラクの場合は
「トニーはん!」
って感じかしら....?
(↑京都系楽天仲間さま、おこんないでね....^^:)
いや、シラクは「ムッシュー・ブレア」って呼んでたっけ??


話を元に戻すけど
以前
英語の二人称は「You」だけで
フランス語の「VousとTu」
ドイツ語の「SieとDu」みたいな
厳密な「敬語(丁寧語)・タメ語の区別」が無いから
気が楽だって某フランス人ママ友とドイツ人クラスメートが
言ってたことがあるのよ。↓

フランス人のママ友曰く
フランス語人のママ友と知合う時には
最初はVousで話しかけて、それから
「Tuの仲になりませんか(つまりtutoyerね)」って
はっきり断わった上で切り替えるんだと...
(韓国ドラマでも「パンマルで話しましょう」って場面があったけど
韓国も同じなのかなぁ?)
もっとも、学校の友達なんかは、最初からtuらしい。
これは、あくまでも、社会人になった後の話なんだと....。

一方、ドイツ人クラスメートの話では...
彼女を小さい頃から知っている母親の友人が
彼女が大学に入ったか何か(とにかく大人になったって意味)の時
「これからはSieと呼んだ方が適当かしら?」と
打診されて、彼女の方から
これからも引き続きDuで呼んで...と、お願いしたんだって。

二人とも
英語では、そういう事に「気をつかう必要が無いからラク」
って言ってたわ。
(気をつかうタイプにも見えなかったけどさぁ^^;)

だけどね
英語では確かに二人称でハッキリした区別はしないけど
それでも
英国人の頭のどこかでは、無意識のうちに
さり気ない区別があるんじゃないかな?

同時に
日本語的感覚だと「タメ的」印象を与える英語の表現・慣習も
「タメ語」の世界じゃなくて、むしろ
全てが
丁寧語
(敬語)の
世界

って解釈した方が
英国の場合は、ピッタリ来るんじゃないか?と私個人は考えてるの。


そう言えば
時々
英語や中国語と日本語の
敬語の仕組みの違いのせいなのか
英語や中国語を使う時と
日本語を使う時での感覚が違う
つまり
英語や中国語だと
よりフレンドリーになる
とか
より自分の意見が言い易い
等々
自分の性格が変った様に感じると聞く事があるんだけど
私自身は、あんまり、そう感じた事が無いのよね。

その理由は、私の感覚では
敬語は結局ひとつの表面的な記号に過ぎなくて
相手と自分の関係を決定するのは
敬語の存在じゃなくて
話し相手の態度だとか会話の内容だとか
状況だとか立場だとか...様々な要因だから....

でもさ....
これって、ただ単に
敬語が身についてないだけってことか(^^;)???
確かに
高校生くらいまで、よく、先生とかに
「お前は敬語が使えないなぁ~」とか
怒られてたけどさぁ~っっ
いえいえ
敬語の知識は、ちゃんとあるつもりざますよっ!!
もっとも
「知識だけで体の一部になってない」
って言われちゃったら、それまでだけどさぁ~
フォフォフォフォ

網客さま、楽天仲間さまにとって
敬語って
そして
タメ語って
何でしょうか?

【コメント】

☆呼び名ひとつにも苦労する madu~~さん

 おっしゃるとおり、ドイツ語のSieとDuの呼称は面倒くさいです。
 娘の友達のお母さんに対しても、あんまり頑なにSieを使うのもよそよそしいし、いきなりDuでは失礼だし、文法よりも心理面の小さな葛藤が煩わしいです。
 たいがいは相手がDuと呼び合おうと言ってくれるのですが、外国人からそれを申し出るのはちょっと難しいかな。(ここで、”僭越”という日本語が頭をよぎる。)

 敬語ねえ。私の場合、親が言葉使いにうるさかったせいもあって、ある程度親しくなった相手にもタメ語を使う事の方が勇気が要り、意識せずにタメ語になるのには時間がかかるんです。
 そしたら、20代の頃、ある友人に、「そんなに敬語ばかりで話されると、自分から壁を作られているようでこっちも困る。何か、警戒してるの?」と言われました。これは、的を得た指摘だと思いましたね。

>相手と自分の関係を決定するのは
>敬語の存在じゃなくて
>話し相手の態度だとか会話の内容だとか
>状況だとか立場だとか...様々な要因だから....
 その人はまさにマロさんの言うコレを教えてくれたんだと思います。
 
 年輩の人には敬語を使わないと失礼にあたるでしょうが、結構頻繁に話をする同年代の相手にいつまでも敬語を使うのも却って失礼になる、と気づかされました。
 しかし、やっぱり私からDuとは言えないぞ・・・。

 そうそう、ドイツでも「○○さん、今日は」の「○○さん」を欠かしては失礼になります。日本人はこの習慣に慣れるのもたいへんですね。あの人に出会ったらゆめゆめ名前を呼び忘れてはいけない、なんて思いつめたりしてね。(2005年03月02日 06時18分08秒)


☆ madu~~ 手結川 中マロさん

>娘の友達のお母さんに対しても、あんまり頑なに
Sieを使うのもよそよそしいし、いきなりDuでは失礼だし、文法よりも心理面の小さな葛藤が煩わしいです。>

文法的にはSieの方が簡単そうだぁ~(笑)

>たいがいは相手がDuと呼び合おうと言ってくれる>

あ、ドイツでも断わるんだね。

>外国人からそれを申し出るのはちょっと難しい>

えぇぇぇっ、なんでよぉぉ??
外国人だから、ラクそうなのにぃぃ???

>ここで、”僭越”という日本語が頭をよぎる。>

madu~、ひょっとして体育会系だった(笑)?

>「そんなに敬語ばかりで話されると、自分から
壁を作られているようでこっちも困る。何か、
警戒してるの?」と言われました。>

敬語で話されても困らないけどさ~
敬語使うと一つ一つの文が長くなって
意味無い部分に時間とられるんでウザくない?
私は、だからタメ語が好きなんだよね。
ほら、性急なもんで。フォフォフォ

> その人はまさにマロさんの言うコレを教えてくれたんだと思います。>

良い友達だよね~☆

>結構頻繁に話をする同年代の相手にいつまでも
敬語を使うのも却って失礼になる、と気づかされました。>

失礼というよりも
「ぶりっこ」に見えるぞ、きっと。
上品ぶってる(いやmadu~~は本当に上品そうだけど)
印象を与えるんじゃないかな~。
でも、別に、敬語の方が使いやすかったら、それは
それでいいと私は思うよ。

>ドイツでも「○○さん、今日は」の「○○さん」を
欠かしては失礼になります。>

そっか~、英語は抜かしても大丈夫なんだよね...
いや、知合いには、○○さんって入れるけど
名前知らない人の場合は、ムッシューとか
マダムとか呼びかける言葉が無いもんね。
やっぱ、欧州大陸と若干違うよね。(2005年03月02日 06時45分12秒)


☆ Re:英・中国語と日本語の敬語タメ語感覚の違い(03/01)
ショウメイさん

う~ん、今日の日記は保存版だね。すっごい勉強になるわ。
(ってか一回読んだだけでは覚えられないし~。^^;)

英語でも、話し掛ける時に名前をつける事の方が多くない?
ワタシはそれすら慣れなくて、戸惑う事が多いわ~。
名前呼び捨てに関しては、米国も英国と同じ様な感覚だと思うよ~。
決して対等ではないと思う。平等って感覚、まさしくそれだわ。

ネイティブじゃない言葉は、敬語に限らずとも、
その言葉に慣れて使い方を誤らない様に
気を使い続けてしまうんだろうな~、と想うわ。
(ちょっと変な言い方だけど、意味伝わってる?
日本語でもこうだからね、英語なんて・・・。スネ)

日本語の敬語・タメ語だけどよくネットではびこってる系の
ネット独特のタメ語ってあるじゃない?
2チャンネル系っていうのかなぁ?
あれはもちろん、オバチャンのワタシにはなかなか馴染めないけど
やっぱり関西弁と関東弁では全く感覚が違うんだよね。
関東弁でいきなりタメ口だと、「何を~!?(怒)」って感じても
関西弁だとまだ「まぁ許す。」って感じ。
関西弁vs関東弁の壁は高いわ~、やっぱり。(^^;)
(2005年03月02日 07時10分43秒)


☆ あ、追加~。
ショウメイさん

昨日の名前の日記、ワタシもTBさせてね~!
名前の話題で日記かきたいんだ~!!!
よろしく!(2005年03月02日 07時15分48秒)



☆ Re:英・中国語と日本語の敬語タメ語感覚の違い(03/01)
ラベンダーチョコさん

面白い言葉がいくつかあったわよ~~。
まず笑ったのが、泉麻人の中国語よみ。
はっ、さっき、私Duplexがどうのこうの、という夢をみていました。単語を言語学的にわけて考える夢をみていたようです。

それから、レーガン大統領と中曽根さんの関係のことを、”ろんやす”っていうのも先日知ったの。小泉さんとは、”ジョージ&じゅん”みたい。ファーストネームで呼ぶからって親しいわけではないんだよね。それ、ほんといえてると思います。(ムッシューブレアにはうけました…)

確かに中国映画みてて、先生に話しかけるとき、”○○先生!!”で終わっているときが多かったから、こころのどこ~~~~~かでいつも謎だと思っていました。解決してすっきりでする。

ところで、中国語やドイツ語で、相手の方の名前をど忘れしちゃったり、知らなかったりする場合はどうするの?そのつど聞くのでしょうか。

ショウメイさんが書いてる、関西弁のこと、同感~~。
人にもよるんだけど、関西弁だと最初からタメ語でも方言の範囲内でお互いがここちよければ、アリですわ。
…というか、丁寧に話そうとすると、私の場合ばか丁寧になってしまうので、適度に方言を混ぜておりますわ。
(神戸嬢のこころづかい)

それにしても、私は名字で呼ばれるのは好きじゃないなあ。”チョコ”というジンブツである、とアメリカで深く自覚させられて、ミス ラベンダー、の時はちょっと違う自分(なんか表彰される?卒業する?あるいはハリーポッターの学友?)だという意識ができてしまったので、とまどうんですよね。
(2005年03月02日 08時23分51秒)



☆Re:英・中国語と日本語の敬語タメ語感覚の違い(03/01)
yoojさん

韓国では、まだよく知らない人に、たとえ年下でも(相手が子どもでもない限り)、
敬語・丁寧語あたりを使(うと失礼がないと思)います。
まぁ、これは日本でも同じだと思うのですが。(私がそう思っているだけ??)

で、「パンマルで話をしよう。」というのは同年代ですね。タメ語ですからw
あとは、母が私の友人(初対面)と話す時、丁寧語を使って話していると、
相手に「お言葉を低くしてください(直訳)」と言われることがあります。
「年下と話すんだから、楽にしてください。」というニュアンス。

あと、韓国でも、名前だけ呼ぶ(目礼・笑顔付き)というのはあんまりないと思います。(2005年03月02日 10時30分40秒)



☆ 名前
まり餡子さん

トニーはん!っていうのにしばし笑い転げる。
ほんと、ここ数日めっきり落ち込んでる私としては、マロのプチ(どこがプチなのか知らないが)更新が嬉しいです。

あのさ、韓国では、どうなのでしょうね?
知り合いが韓国の方と仕事してて、相手を「キム社長」とずっと呼んでいたら(彼としては敬称で呼んでいるつもりだった)、相手の通訳が、「あなたはうちの社長をバカにしている」と言うんだって。
驚いて「そんな・・・では、なんとお呼びすれば?」と言ったら、「キム社長、さん、と呼びなさい」と・・・。
この方は驚き、社長さん、というのは、日本じゃバーのホステスが呼ぶ呼び方だ、社長、と呼ぶのが敬称なんだから、それに「さん」をつけたらかえって失礼です、と主張(?)したらしいが、いくらいっても、こういう感覚の違いは埋められるもんじゃないよね。

しかし、・・・ドイツ語でも、YOUの呼び方はいろいろあるんだ、知らなかった。
私ももしドイツ語やフランス語だったら、その辺、いろいろ悩みそうだなあ。
(2005年03月02日 13時05分41秒)




☆ Re:名前(03/01)
yoojさん

横レスです。すみません。
>社長さん

これは慣習というか、使い方の違いなので、
お互いの言語の使い方に従うしかないですよね。
もうそういう単語だと思って(笑)

韓国だと、敬称「ニム」を付けて呼ぶことが多いのです。
先生は、先生ニム。お客さんは、ソンニム。
「~さん」というより、「~さま」の方が近いかなぁと思います。

通訳の人はきっと韓国で日本語を習った人だったのでしょうね。
言葉は訳せても、文化的背景はわかってなかったんだと思います^^(2005年03月02日 13時33分18秒)



☆ 私も横レス失礼。
リールーさん

韓国語も「さん」という万能な敬称がなくて、その分、「ミスター」が普及しているんだけど。

それに「先生様」「社長様」「将軍様」というようになるのよ。

日本の場合、襲名の習慣があるし、あと役職名が呼称になるでしょう? 役職名って、あれ、誰がなっても同じ呼び名だから、襲名の伝統が関係しているんじゃないの? 日本の場合だと。

韓国はンな習慣がない。このあたりがわからないと、摩擦になりますよね。。。(2005年03月02日 14時00分24秒)




☆ ショウメイ~~ 手結川 中マロさん

>今日の日記は保存版だね>

ありがとうよ、ファイル保存してくれた~?

>ってか一回読んだだけでは覚えられないし~。^^;)>

覚えるなよぉぉっ

>英語でも、話し掛ける時に名前をつける事の方が多くない?>

名前知ってる人の場合は、名前呼ぶよね。

>決して対等ではないと思う。平等って感覚、まさしくそれだわ。>

あ、米国でもそうなんだ。
米国の人は、よくSirとかM'aamとか使うみたいね?

>ネイティブじゃない言葉は、敬語に限らずとも、
>その言葉に慣れて使い方を誤らない様に
>気を使い続けてしまうんだろうな~>

そうそう、その気を使うところが緊張感になって
ラブラブ関係が持続できるんだと思う。
うちの夫婦とは大違いだわっ!!

>よくネットではびこってる系のネット独特の
タメ語ってあるじゃない?>

えっ、どんなんだよ???
まさか、フツーのラフ系東京弁とかだったりしてな??

>関東弁でいきなりタメ口だと、「何を~!?(怒)」って感じても>

てめ~っ!!!

>関西弁だとまだ「まぁ許す。」って感じ。>

許さねぇぜっ!!!

っていうか、関西弁でも
タメと敬語って違うんだね。
いや、ラフで有名な河内弁は別として(^^;)
関西弁って、全てが丁寧に聞えるよ、私の耳には。
だから
関西の女の子ってブリっこっぽく聞えちゃうんだよ。

>関西弁vs関東弁の壁は高いわ~、やっぱり。(^^;)>

ほんとだよ。英語とか中国語との壁以上に高そう。

じゃ、名前のTB楽しみにしてるね☆(2005年03月02日 19時52分35秒)



☆ Missラベンダー(笑)! 手結川 中マロさん

>泉麻人>

咄嗟に浮かんで来た名前だったんだよぉぉ~フォフォフォ

>Duplex>

な、何なのよっ、その夢は?!!!
言語学者か不動産屋の背後霊がついてるんじゃ??

>ファーストネームで呼ぶからって親しいわけでは
ない>

ほんとだよね。
時々、勘違いして得意げになってる政治家とかいるじゃん?

>いつも謎だと思っていました。解決してすっきりでする。>

おぉっ謎だったのか?ご協力できて、何よりっ!

>相手の方の名前をど忘れしちゃったり
知らなかったりする場合>

忘れた場合(苗字は一字なんであんまり忘れないけど)
テキトーに、場合によって
「董事長(社長~)」とか冗談めかしてごまかしたり
知らない人の場合は
例えばタクシー運転主とか
「師父(Shifu・師匠)」
店の売り子さん(女性)
「小姐(XiaoJIe・お嬢さん)」
親世代の女性は
「阿姨(AYi・おばさん)」とか...いろいろ

地方差も大きくて
祖母世代の女性は上海では
「外婆(あーぶ・母方の祖母)」って呼ぶけど
北方は違う。

それから
一般的に、年齢より上の呼称で呼ぶのが礼儀なの。
(小姐以外は^^;)

>そのつど聞く>

聞かないで、名刺もらい直したり
住所とかメルアドを書いてもらったりとか
共通の知人に聞いたり...とか...か???
でもさ、苗字程度は(一字だし)覚えてるもんだよ。

>関西弁だと最初からタメ語でも方言の範囲内でお互いがここちよければ、アリですわ。>

それと同じ事を私は関東弁に感じるのだよっ!!

>ばか丁寧になってしまうので、適度に方言を混ぜておりますわ。
>(神戸嬢のこころづかい)>

さすがアシヤンヌ!!
これからは
ラベンダー嬢と呼ばせていただきますことよ☆
フォフォフォフォフォ(2005年03月02日 20時12分44秒)



☆ Yoojちゃん 手結川 中マロさん

>韓国では、まだよく知らない人に、
>たとえ年下でも(相手が子どもでもない限り)、
>敬語・丁寧語あたりを使(うと失礼がないと思)います。>
>まぁ、これは日本でも同じだと思うのですが。(私がそう思っているだけ??)>

日本でも、そ~だよ、そう!!

>「パンマルで話をしよう。」というのは同年代ですね。タメ語ですからw>

そこも日本と同じね。
でも、日本じゃ、わざわざ断わらないよね。
自然に移行するみたいな感じ??
そういや、私が見たドラマ(「パパ」)は
「私達、同じ年だからパンマルで話しましょうか?」
みたいな内容の事を言ってた。

>「お言葉を低くしてください(直訳)」>

おぉぉぉ~。ステキな言葉~~っっ!!

>名前だけ呼ぶ(目礼・笑顔付き)というのはあんまりないと思います。>

いわゆる「呼びかけ」が主になるんだ。日本語や英語同様。
ふむふむ。
以前、古いフランス映画で
若い主人公が、年輩の男性に挨拶する時
「ムッシュー」とだけ言ってたんで
あぁっ中国語と同じ??って驚いた事があるよ。(2005年03月02日 20時18分48秒)



☆ まり餡子(じゃ、御所名はこれに..) 手結川 中マロさん

>トニーはん!っていうのにしばし笑い転げる。>

でも、こ~ゆ~イメージだろ?
ラフ系東京っ子のわたしらから見ると(^^;)

>ほんと、ここ数日めっきり落ち込んでる>

えっ、なんでよ?
ひょっとして、あの迷惑親子の件?
ちょっと、部室で話してよねっ!!

>「キム社長、さん、と呼びなさい」と・・・。>
>社長さん、というのは、日本じゃバーのホステスが
呼ぶ呼び方だ、社長、と呼ぶのが敬称なんだから、それに「さん」をつけたらかえって失礼です、と主張(?)>

もっともだぁぁ~~っ
ほんと、バーに行きゃ、誰でもシャチョーさん
だもんねぇぇぇっ。

>こういう感覚の違いは埋められるもんじゃない>

ほんとだよね~。
頭ではわかってもね。
でもさ、頭レベルだけでも直訳はダメよね~

>私ももしドイツ語やフランス語だったら、その辺、いろいろ悩みそうだなあ。>

いや、大丈夫だよ、あんたは。
私は、たぶん、フツー語感覚でVousとかSieを
メインで使うと思うよ。
だって、そっちの方が動詞活用、ラクなんだもん。
英語の時もYouでもVous的に使ってる事が多い。
ただ、日本語の丁寧語より若干
垣根が低い様には感じる....
しかしさ
この分、覚えなきゃいけない動詞活用変化が増えるのって
ウザイよな~~

(2005年03月02日 20時26分21秒)



☆ 将軍様(Yooj&リールー) 手結川 中マロさん

社長様の解説ありがと~

これって、昔から、そうなの~?
それとも
長い歴史の中で、どんどん丁寧になったとか?

そっか~
将軍様って、冗談だと思ってたけど
(あばれん坊将軍的なノリで...)
北朝鮮では、まともに呼んでるんだぁぁ。
っていうか、韓国でも
韓国軍の将軍は将軍様になるわけだ~。(2005年03月02日 20時36分18秒)




☆ Re:将軍様(Yooj&リールー)(03/01) リールーさん

先生様、はむかしから。でも「様」というのは、漢字語じゃないのよ。もともと?の韓国語というか。日本語のヤマト言葉にあたるヤツ。

>長い歴史の中で、どんどん丁寧になったとか?

役職名だけじゃ失礼だ、というだけの話。かといって、あらゆる役職名に「様」がつくわけでもないしねえ。何か慣習的なものでもあるんだと思う。うう~、自信がない。

んん~、こう考えればどうだろうか? 天皇陛下とか、天皇はん、とか言うのはいいわけだよね。でも天皇、とだけ言うと、失礼にならない? ましてや面と向かって「天皇!」って呼べないじゃん(呼ぶ機会ないが)。「村長」だって、本来は「村長さん」でしょ? 

日本は昭和20年代に相対敬語が定着したんだけど、それまでは絶対敬語。だから、自信はないんだけど、戦前の日本と今の韓国の敬語の感覚って、同じじゃないかな? 

>将軍様って、冗談だと思ってたけど

マジだよ(笑)。でも、日本人が思うようなギャグでも、過剰な敬称でもないのよ。

>韓国でも韓国軍の将軍は将軍様になるわけだ~。

おっ。こっちは自信がないぞっ(汗ッ)。誰か知っている人に聞いてくれ!

(2005年03月02日 21時40分29秒)



☆ リールー(将軍様) 手結川 中マロさん

>役職名だけじゃ失礼だ、というだけの話。>

でもさぁ、その失礼って感覚は、昔から
あったんかね?ってんなもんわからねぇよなぁぁ!
感覚だしさぁぁ
ほら、日本語の「お前」の感覚の変遷みたいなもんで。
あっ、古典とかでも、「役職+様」になってる?

>かといって、あらゆる役職名に「様」が
つくわけでもないしねえ。>

えぇぇぇっ、なんか、複雑じゃん。

>でも天皇、とだけ言うと、失礼にならない?>

「帝(ミカド)」は、大丈夫だけどねぇ。
ただ、面と向かった時は
「陛下!」だけになるんじゃないの?

>「村長」だって、本来は「村長さん」でしょ?>

昔は「村長!」だけでも失礼じゃなかったんじゃないかな?
こういう敬語は、年月とともに
過剰に丁寧になってく傾向があるみたいじゃん?

>日本は昭和20年代に相対敬語が定着>

おぉぉぉ、そうなのかぁぁぁ、知らなかったぁぁ
あっ、そういや
京都弁では、自分の親の事を言う時にも
敬語を使うらしいけど?(2005年03月02日 22時03分42秒)

返事を書く


Re[1]:将軍様(Yooj&リールー)(03/01) yoojさん

>何か慣習的なものでもあるんだと思う。うう~、自信がない。

そうそう。慣習的なものだと思います。
日本で、弁護士に「先生」を付けて呼んだりしますよね。
代議士の「先生」とか。そういう感覚だと思うのですが。
日本語でも、何となく役職だけで呼ぶと失礼な感じがする時ないですか?

>おっ。こっちは自信がないぞっ(汗ッ)。誰か知っている人に聞いてくれ!

うーん。私も軍の用語をよく知っているわけではないですが、
将軍という役職があるなら、将軍ニムですよね。
将軍ってありましたっけ?耳慣れない感じが…


(2005年03月02日 22時55分13秒)




☆ Vous vs Tu Lailaさん

同じスイス国内でも、SieからDuへの移行と、VousからTuへの移行というか、使い分けが異なっているので、非常に混乱します。
これ、TB含めて拙blogで書きます。(2005年03月04日 07時19分24秒)




☆ Re:Vous vs Tu(007へ) 手結川 中マロさん

>同じスイス国内でも、SieからDuへの移行と、VousからTuへの移行というか、使い分けが異なっているので、非常に混乱します。
>これ、TB含めて拙blogで書きます。>

それっ、すごい楽しみ
仏語と独語圏での違いとかも!!!
TBしてねっ。待ってるよっ!!(2005年03月04日 19時46分58秒)



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